英語の比較は作り方と書き換えができるようになることが大切です。定期テストや英検など資格試験によく出題される比較の書き換えをまとめましたので確認しましょう。
比較の基本パターンと書き換え
比較は主に3つのパターンで作ることができます。比較がわかりませんって質問する生徒は比較を上手く整理できていないことが多いです。基本的には３つのパターンを覚えてしまえば、比較の英文を作ることができます。
では3つのパターンとは何でしょうか。それは3つのグループ分けです。比較は形容詞や副詞の形を変化させます。young（若い）ならyounger(比較級)、youngest(最上級)と形容詞の形を変えることで比較の文章ができます。
しかし、beautifulやgoodならどうでしょうか。これらは形容詞ですが最後に-er,-estをつけて比較が完成ではありません。それぞれbeatiful→more beatiful（比較級）,most beatiful（最上級）,good→better（比較級）,best（最上級）となります。
以上は３つのグループに分けることができます。
1グループ
基本的な形容詞、副詞
例old,young,hot,largeなど
2グループ
6文字以上の形容詞、副詞（例外でprettyは1グループ扱い）
例popular,beatiful,interesting,など
3グループ
不規則変化する形容詞、副詞
例good,manyなど
1グループは語尾に-er,-estをつける。2グループは前にmore,mostをつける。3グループの不規則変化は形が変化します。しっかり覚えましょう。
比較の書き換え
比較のテスト頻出パターンは書き換えです。書き換えとはcan＝be able to〜のことです。
比較級の書き換えパターンは最上級→比較級、as〜asの比較→比較級に書き換えです。
どちらもテストの必ず出ますのでできるようにしましょう。
最上級→比較級
最上級 She is the tallest student in her class.(彼女はクラスでもっとも背が高い生徒です。)
比較級へ書き換えする時はany other 単数名詞を使います。意味はany other 単数名詞〜ほかのどの〜になります。
これをふまえて比較級に書き換えすると
比較級 She is taller than any other student in her class.
(彼女はほかのどの生徒よりも背が高いです。)
以上が最上級から比較級の書き換えです。単数名詞なのでstudentです。studentsにしないように。
また、高校定期テスト対策や大学受験対策の方は以下の書き換えも覚えてください。
比較級 No other student in her class is taller than she.
（彼女よりも背が高い生徒は彼女のクラスにいません。）
No other 単数名詞で書き換えです。これも同等の表現ですので余裕のある方は、確認しておきましょう。
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as〜as比較→比較級
もう１つ比較で出題されるパターンは、同等比較（as〜as）を比較級に書き換える問題です。これもよくでるので覚えておきましょう。まずは、as〜as比較の文からです。
例文
She is as tall as I.(彼女は私と同じくらいの高さです。)
この文章の否定文は
She is not as tall as I.(彼女は私ほど背が高くありません。)
このnot as〜as比較の文は比較級に書き換えることができます。
比較級 She is shorter than I.(彼女は私よりも背が低いです。)
また以下の形でも書き換えができます。
比較級 I am taller than she.（私は彼女よりも背が高いです。）
as〜as比較から比較級の書き換えは２パターンです。どちらも確認しましょう。
まとめ
英語の資格試験は書き換えを出題してくるパターンが多いです。そこを確認すると必ず点数は上がります。英語が苦手な方はテストに出るパターンを確認することが英語克服の近道です。今回紹介した比較級は最上級→比較級にas→as比較を比較級に書き換えることが出来たら比較はバッチリです。
