国家資格と聞くだけで難しそうなイメージですが、案外簡単に修得できるものが多数あります。今回は、すべて講習を受けるだけで簡単に取得できる国家資格を集めてみました。あなたの就職活動に使ってください。
簡単に取得できる国家資格10選
履歴書を作成するときに「資格欄」に記入できる資格がなくて困った経験もあると思います。何かひとつでも記入できるものがあれば書類選考や面接のときの印象が違ってきます。その資格の実用性よりも、資格を取得しているという事実のほうが大切だったりします。
食品衛生責任者資格
食品系で人気の資格です。食中毒を防ぐため、食品関連の事務所で食品の安全を管理する資格。講習時間は6時間。講習を受けると全員合格。受験資格は17歳(高校生は不可)以上。
受講料:約1万円
ガス溶接技能者資格
ガス溶接技能者資格所持者は求人が多く収入も安定しています。就職•転職のときの便利な資格です。2〜3日で取得可能で、簡単な終了審査もありますがほとんどの人が合格となります。普通に受講していれば落ちることはありません。
受講料:約1万円
圧力容器取扱作業主任者資格
危険物を製造する工場で需要が多く、資格を持っている人の活躍が期待されています。2日で取得可能な立派な国家資格です。こちらも簡単な試験がありますが、合格率98%なのでほぼ全員合格します。
受講料:約1万円
四アルキル鉛等作業主任者資格
日本の労働安全衛生法が規定する作業主任者のひとつです。鉛汚染から守る資格で2日で取得できます。簡単な終了試験がありますが、ほぼ全員合格します。
受講料:約1万円
鉛作業主任者資格
鉛の精錬製造作業を行うときは鉛作業主任者を配置する義務があります。有資格者は優遇されるので、ぜひとも取得することをおすすめします。2日でとれる国家資格です。講習終了後に簡単な終了試験がありますが、合格率95%なので落ちることはありません。
受講料:約1万円
小規模ボイラー取扱資格
ボイラー関連会社に就職でき、実務を積めば、ボイラー技士の資格にステップアップも可能です。2日間の講習によって取得することができます。こちらも簡単な試験がありますが合格率98%なので安心して受講できます。
受講料:約1万円
酸素欠乏危険作業主任者資格
マンホール内でも作業や汚水汚泥を扱う等によって酸素欠乏症や硫化水素中毒にかかる危険のある第一種、第二種酸素欠乏症危険場所での作業指揮資格。3日間の講習を受講することによって取得することができます。
受講料:19440円 テキスト代金:2160円
特定化学物質等作業主任者資格
特定化学物質おw取扱う工場ではこの資格の設置義務があるので、この資格取得者はとても重宝されます。2日間の講習によって取得可能です。簡単試験がありますが、合格率96%なので、普通に受講していれば、まず落ちることないです。
受講料:約1万円
乾燥設備作業主任者資格
監督的な立場で特殊技能なので就職で安定したニーズがあり、昇進や昇格も期待できる資格です。2日でとれる資格です。合格率96%の簡単な試験も受講後にありますが、心配することはありません。普通に受講していれば大丈夫です。
受講料:1万円
甲種(乙種)防火管理者資格
火災要因を排除し財産や生命を守る資格、会社に有資格者が必ず1人は必要な資格です。甲種が2日、乙種が1日で取得できます。受講後に簡単な試験があります。ただし、合格基準点に達していなくても合格となります。
受講料: テキスト代金として約5000円必要(中古で持っていれば無料)
おわりに
今回紹介した資格は講習のみで取得できる国家資格でした。たとえ講習のみで取得できる国家資格でも、就職活動で確実に評価アップにつながると思います。