子育てを通じて親も一緒に成長していくのが育児です。しつけも叱るだけがしつけではありません。褒めるばかりでもいけません。バランスが大切です。今回は育児の中で勉強になった3つのメンタルケアをまとめました。
子育てメンタル
子育てには正解がなく、「育児」は「育自」と言う人がいる程、親自身も成長させられる事が多いです。
日々、親子で試行錯誤をしながらでも子育てが楽しめるように、子育てメンタルを紹介したいと思います。
①言葉がけ
子供のイメージ力は計り知れず、大人が想像もつかない展開が広がっていきます。その代わりに、大人の言葉がけでイメージするものが決まってしまうので、注意が必要です。
例えば、子供が自転車に乗っています。よく親は、「そんなところを走ったら、側溝に落ちるよ!」と声がけします。
すると、子供は側溝にはまっている自分をイメージして、必ずと言っていいほど、端の方へ寄って行ってしまい、落ちてしまいます。
こんな時親は、「真っ直ぐ走るんだよ」と声をかければ、子供は真っ直ぐ走っている自分をイメージするので、うまくいく、といった感じです。
脳にどんな絵をイメージさせるかで、行動がかなり変わっていきます。
②やってほしい事を先に伝える。
これが大事で、おもしろいくらい効果があります。子供がダラダラ用意をしていたり、のんびりご飯でも食べていると、ついつい「早くしなさい!」と叱ってしまいがちです。でもこれは、子供にとったら自分は早くできない、何をやっても遅い子なんだとすり込んでしまいます。
もしさっさと行動して欲しければ、いくらトロトロとしていても、こちらがやって欲しい事を先に伝えると不思議な事にスムーズに進みます。「早い!早い!何をするにも早いねぇ〜」と。
「いい加減にしなさい!」も、子供にとったら意味のわからない言葉のようで、いい頃加減はわからず、ピンとこないようです。うちでも朝、学校の支度はこの方法で子供に促して、スムーズに過ごせています。
③プロセスを褒める。
ついつい、学校のテストで100点を取ってきたら、「すごい!すごい!」と点数を褒めてしまいがちです。すると段々、間違える事が怖くなって、✖️がダメで◯がいいとすり込んでしまいます。
うちの子供が「100点取ったら、ママが喜こぶと思った」と言ってきた時はハッとしました。どこかで私自身も声かけが間違っていたのかもしれません。
テストの点数も、「100点が取れるくらい、日頃からすごく頑張ってたんだね。」とプロセスにフォーカスをあてると、何でも取組む事に学びがあると、チャレンジを惜しまなくなります。
最後に
日頃、子育て以外にも仕事や家の事と考えてる事がたくさんあって、いっぱいいっぱいの生活を送っていがちです。
感情的になって怒るより、一息ついて愛情を持って接するよう、心掛けたいものです。